AIによるマルチプロダクトを展開するnoco株式会社  事業フェイズを変えたStartupListとの出会いとは!?

AIによるマルチプロダクトを展開するnoco株式会社  事業フェイズを変えたStartupListとの出会いとは!?

ユーザーインタビュー
2023.09.10

StartupListとの関わり

AIマニュアル作成ツール「トースターチーム」やクラウド顧客獲得ツール「nocoセールス」を開発・運営するnoco株式会社。

サービス提供開始年度である2020年、同社として初の資金調達となるシードラウンドにおいてStartupListを通じて2社のVC・CVCとの出会いから、総額7,500万円の資金調達を実施。2022年には、プレシリーズAラウンドにおいてJ-KISS型新株予約権の発行による資金調達により、総額1億3,000万円の資金調達を実施。直近では、AIを中心とした機能開発をはじめ、2024年にはAIヘルプ管理システム「ヘルプドッグ」のリリースを計画するなど、、、「今」注目すべきスタートアップです!

今回は、同社の資金調達時のエピソードを中心に、創業者で代表取締役を務める堀辺様にお話を伺いました!

プロフィール

堀辺 憲 様
noco株式会社 代表取締役
株式会社クボタや住友スリーエム株式会社(現 3M Japan)で、コンシューマー・DIY・建築関連製品・ヘルスケアなどのBtoBおよびBtoC製品の営業・マーケティングに携わる。2012年、株式会社ディー・エヌ・エーに入社。企業広報および危機管理広報に従事。2016年、mixtape合同会社を設立。共同創業者 兼 COOとしてフォーム作成管理ツール「formrun」の開発に携わる。2017年5月、noco株式会社を設立。代表取締役に就任。AIマニュアル作成ツール「トースターチーム」、AIヘルプ管理システム「Helpdog ヘルプドッグ」のプロデューサーも務める。
StartupListのここが良かった!
StartupList経由でVC・CVCと繋がり、短期間で資金調達を実施。
キャピタリスト毎に詳細なプロフィールと投資ポートフォリオが掲載されているため、事業の領域やラウンドを求めている方を検索してコンタクトを送信できた。
スピード感のあるやり取りができたため、ファーストコンタクトから面談までがスムーズだった。
StartupListのご利用に至る経緯を教えてください。

1社目に起業した当時は、自己資本金のみで経営していたこともあり、結果としてスタートアップで求められるスピーディーな経営が果たせませんでした。その経験を生かし、2社目の起業となるnoco株式会社では資本政策とファイナンスに重きを置き、積極的にデットとエクイティの両面から、ファイナンスを進めていきたいと考えました。

 

ところが、エクイティ・ファイナンスの場合、国内外でどのようなVC・CVCの皆さんがいて、それぞれどのような事業ドメインに興味関心があり、ファンドはどのような状況なのかを把握することが困難だったんですよね。

またそれぞれのキャピタリストの皆さんに直接コンタクトするにはどうしたら良いのだろうかと、Howを見つけることができず悩みました。 今でこそ、起業家同士のつながりから、キャピタリストをご紹介いただいたり、ご縁のあるキャピタリスト経由で推薦いただくなど、お互いにリファレンスがとれる紹介経由が最も効率的だと感じますが、起業家全員がこのようなリレーションを最初から築けているとは限らないからです。

 

昨今では、Twitterやnoteなどで資金調達に関する情報を入手アクセスしやすくなりましたし、VC・CVCの各ウェブサイトのコンテンツも充実していますが、ファースト・ドアノックの方法、手段で悩まれる方がまだまだ多いのではと思います。

当時の私も多分に漏れずその一人でした。VCやCVCのウェブサイトのお問い合わせフォームからコンタクトしていたのですが、早々にご返事をいただけることは多くはなかったですね。聞いたこともない会社から資金調達のご相談させてくださいと、フォーム経由で一方的に送りつけられるわけですから、対応する側も判断に時間がかかるでしょうし、非効率的なアプローチだったと思います。そんな折、知人の起業家から「本気で相談したい、提案したいVC・CVCと出会えるプラットフォーム」としてStartupListを紹介いただき、登録したのがきっかけです。

 

 

StartupListを利用した感想を教えてください。

VC・CVCのキャピタリストの皆さんの情報がリスト化されているので、情報が見やすいうえ、データベースとして検索も容易でした。事前にキャピタリストの情報を大方知った上で、コンタクトオファーを送信することができたのがとても便利だと感じました。

 

投資スタイルやポートフォリオは各VC・CVCさんのウェブサイトから確認することができますが、そこに所属するキャピタリストそれぞれの投資実績や担当領域などの詳細については必ずしも掲載されているわけではありません。StartupListでは、キャピタリストごとのプロフィール欄に投資ご実績、ご担当の事業ドメイン、キャリアの変遷などについて細かく知ることができるので、バックグラウンドに応じたご提案やご相談、コミュニケーションをご用意できたのは大変良かったと思います。

 

これは起業家側だけのメリットではなく、キャピタリストにとっても大きなベネフィットに繋がっているのではとも感じました。 つまり、起業家とキャピタリストともに、効率的且つスピーディーで端的に情報提供、コミュニケーションできるかが重要なわけですが、StartupListはこれらを最適化したマッチング・プラットフォームだったと感じています。実際に、即日ないし2日ほどでご返信いただき、1週間ほどで初回面談の機会を頂きました。

 

StartupListでお会いしたSTRIVEさん、CARTA VENTURESさんとご縁頂き、シードラウンドの資金調達に至っています。StartupListは事業立ち上げ期の私たちにとって、とても大きな存在でした。機会をいただき、本当に感謝しております。

 

 

「シードラウンドのクロージングにつながる
VC・CVCとの出会いはStartupListで」

 

StartupListでつながったVC・CVCとご契約に至った背景について教えてください。

当然ながら資金調達の実施においては、投資家の皆様から起業家として、事業会社として選ばれることが大前提です。そのうえで、パートナーとして選択するうえで、VC・CVCの皆様が運用されるファンドの内容・規模・期間・条件などはもちろんですが、キャピタリストそれぞれのお人柄にも重きを置いていました。資金調達は手段であって目的ではなく、資金調達を実施したその日から新たなマイルストーンのスタートとなるわけです

その日から経営・事業・チームが直面するさまざまな課題を乗り越えていくためにも、同じ目的に1分1秒速くたどり着くためにも、事業のミッション、ビジョンに共感し、ともに長い期間を伴走いただけるパートナーとして背中を預けあえるか、この人とならと思える信頼が築けるかどうかが重要だと考えたからです。

 

 

資金調達後、どのように事業が変化しましたか?

シードラウンドでは、サービス開発における人材採用およびマーケティングへの投資でしたが、資金調達を実施したことでスピーディーに事業展開できたと考えております。
ゼロから事業を立ち上げるという熱量の高い優秀な仲間が事業創生期に集ってくれたおかげで、事業推進の迅速化と最適化が進みました。しかしながら、私たち自身が描いている期待や成長には全く満足しておりませんので、当社のブランド・ステートメントである、誰もが手に取りやすい価格を最高の品質で、本当に良いサービス、愛されるサービスを創り、世界中のお客様から最も愛されるNo.1ブランドになるため、サービスの開発と提供に努めたいと考えております。

これから資金調達を検討しているスタートアップの起業家の皆様へメッセージをお願いします。

1つ目は、「資本政策は後戻りできない」という点です。資金調達の手段が多様化しているため、自社が描く成長ストーリーとタイムラインから、いつまでに何をどれくらい必要なのかを逆算して設計すること。そのうえで、自社にとって適切な資金調達の手段を考えていただければと思います。

2つ目は、「パートナーを見つけることに妥協しない」ことです。投資家の皆様が株主となるということは、経営・事業においてさまざまな困難や課題をともに乗り切るパートナーであるということです。このキャピタリストとなら目的地まで伴走できると確信がもてる最高のパートナーとなる方を妥協することなく、出会って頂きたいと思います。

もちろん、本気でこの人にパートナーになって欲しいと思うのであれば、会社や事業のフェイズが変わるたびに、しっかりとお伝えする姿勢や熱量も重要です。私どもの場合、1社目の起業の際にはご縁がなかったCoral CapitalさんにプレシリーズAではリードを務めていただきました。事業を続けること、あきらめないこと、思いがあれば伝え続けること。これから資金調達をご検討される起業家の皆さんが、素晴らしいキャピタリストとの出会いとご縁につながることを願っております。

 

 

最後に、StartupListをご利用いただいた感想をお願いします。

起業当初、投資家とのつながりがない起業家にとって、データベースとしてVC・CVCをリスト確認できるうえ、ご登録のキャピタリストの詳細プロフィールを確認したうえで、直接コンタクトができる素晴らしいマッチング・プラットフォームだと思います。

StartupListで投資家との出会いで創業者のキャリアが変わり、会社・事業・サービスが変わり、その会社の製品やサービスをご利用するお客様の生活も、そして社会全体も変わるのでは、と思います。

 

 

 

さいごに

StartupListを利用する利点を最大限に活用していただいたことで、シードラウンドのクロージングに至る出会いに弊社が貢献できたとのこと、とても嬉しく思います。
StartupListは、堀辺様のおっしゃる通り本気で相談したい、提案したいVC・CVCと出会えるプラットフォームです。エクイティファイナンスを考えているスタートアップの皆様の、スピーディーで効率的な出会いをサポートさせていただきます。

全ての機能を無料で使える「無料トライアル期間」もございますので、StartupListの魅力をぜひ大勢の方に知っていただきたいと思っています。

 

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会社情報

noco株式会社
「顧客・ステークホルダーが直面する わからない、できないを解決する」をミッションに掲げ、ヘルプシステムの開発・提供を行うIT企業です。AIマニュアル作成ツール「トースターチーム」、クラウド顧客獲得ツール「nocoセールス」をはじめ、2023年にはAIヘルプ管理システム「ヘルプドッグ」の提供を予定しています。2020年10月にシードラウンドとして総額7500万円、2022年1月にCoral Capital、Headline Asia(旧称:インフィニティ・ベンチャーズ)、アプリコット・ベンチャーズを引受先とするJ-KISS型新株予約権の発行により、総額1億3,000万円の資金調達を実施。

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