■はじめに
ここ数年間、資金調達に関する事例やノウハウの共有はおおきく進みました。
しかし、事業フェーズごとに起業家がぶつかる壁(課題)についてはあまり共有されていません。
壁にぶつかる度に先輩経営者へ相談している人がほとんどです。
そこで今回、急成長してきたスタートアップ、もしくはここ数年でIPOした会社のCXOに対してヒアリングを行い、事業フェーズごとに「気をつけるべき課題」についてまとめてみました。今回はシード期編。
しかし、事業フェーズごとに起業家がぶつかる壁(課題)についてはあまり共有されていません。
壁にぶつかる度に先輩経営者へ相談している人がほとんどです。
そこで今回、急成長してきたスタートアップ、もしくはここ数年でIPOした会社のCXOに対してヒアリングを行い、事業フェーズごとに「気をつけるべき課題」についてまとめてみました。今回はシード期編。
将来何が起きるのか、あらかじめ把握しておくのがベストだと思うので、ぜひご一読ください。記事は定期的にアップデートしていきます。
レイター/プレIPO期編:https://www.startuplist.jp/alliance_posts/9
▶0から100までの道のり(書籍「0 to 100 会社を育てる戦略地図」図引用)
事業検証期(0→10)シード期:気をつけたこと・失敗事例
アイディアに価値があるか仮説検証をしている段階。
顧客探しと試作品づくりを繰り返し、事例づくりや情報発信、ネットワーク構築を行う。
顧客探しと試作品づくりを繰り返し、事例づくりや情報発信、ネットワーク構築を行う。
安易にCXOとして巻き込むこと
起業家コメント
聞き手コメント
関連記事:シードステージとは?特有の課題や最適な資金調達手段を紹介
役に立ちそうなお薦めサービス
Yenta普段は繋がる機会の少ない多種多様な領域のプロフェッショナル同士を繋ぎ、働き方の多様化、オープンイノベーションや生産性の向上を促進するアプリ。
Wantedly
給料や待遇などの条件ではなく、やりがいや環境で求人者と求職者をマッチングする採用広報ツール。
シューマツワーカー
“副業”したい人と企業をマッチングするサービス。優秀なエンジニア、デザイナー、マーケターなどが面白いスタートアップに関わるために登録している模様。
デジパラ
マーケター特化型のマッチングサービス。HP上の情報はほとんど無いが、スタートアップのCMO経験者などとの豊富なネットワークをもっているとのこと。
次の資金調達(株式)に向けて注意すべきこと
起業家コメント
聞き手コメント
役に立ちそうなお薦めサービス
INQ [融資]
シードスタートアップの融資支援に特化した専門チーム。成功率99.9%の確実かつ迅速な融資サポートを実現しているとのこと。
ファンディーノ [株式型クラウドファンディング]
初のEXIT案件もでてきた株式型クラウドファンディングの最大手。まだIPOを実現している未上場企業はでていないが、今後IPO実績がでてくれば資金調達環境が大きく変わる可能性あり。
最近ではオンライン完結で安価に商標取得が可能になっているので、確認がてら自社・自社サービスの名前で検索してみるとよいと思います。
シードスタートアップの融資支援に特化した専門チーム。成功率99.9%の確実かつ迅速な融資サポートを実現しているとのこと。
ファンディーノ [株式型クラウドファンディング]
初のEXIT案件もでてきた株式型クラウドファンディングの最大手。まだIPOを実現している未上場企業はでていないが、今後IPO実績がでてくれば資金調達環境が大きく変わる可能性あり。
コラム:意外と気づかない、忘れがちな落とし穴
商標登録忘れ
スタートアップの場合、意外とサービスの商標を取得していないことがあります。事業が小さいうちはよいですが、事業が大きくなった際に著作権侵害の可能性や、競合他社に商標取得されてしまい、サービス名を変更するリスクもでてきます。最近ではオンライン完結で安価に商標取得が可能になっているので、確認がてら自社・自社サービスの名前で検索してみるとよいと思います。
商標登録プラットフォーム『Cotobox』
契約書リスク
投資家から資金調達をする際、法律素人の起業家が契約書を理解するのは困難です。でも弁護士に丸投げすると馬鹿にならない費用もかかってしまうこともあり、自社で独自にやってしまっている方も多いのが現状。
基本的には弁護士に相談すべきですが、効率的に時短で進めたいなら、リーガルテックサービスが増えてきているのでうまく活用すると良いでしょう。
例えば以下のAI-CONであれば契約書のドラフトも載ってますのでお薦めです。
AIによる契約書チェックサービス『AI-CON』
なお、投資契約書だけでなく、株式を保有している創業メンバー同士の創業者関契約書は絶対に締結してください。揉めた際の転ばぬ先の杖です。
編集後記
シード期の課題は「資金調達」「初期メンバーの巻き込み」の2つが大きいですね。シード期の仮説検証に関しましては、起業ログでも「リーンな仮説検証法|創業期のベンチャーに資金調達は必要か?」という記事を書いてますので、ぜひご参考にしてください。
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自社に合った投資家を検索可能。
StartupList上で、見つけた投資家とそのままコンタクトをとることもできます。
現在、登録済のベンチャー企業は8,500社以上、投資家数は3700名以上。
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画像出典元:unsplash