投資先企業に対し、資金提供のみならず、スタートアップスタジオ(事業開発・プロダクト開発・エンジニアリング・ファイナンス等)でのハンズオンを無償提供するのが特徴のクオンタムリープベンチャーズの特徴・投資先実績・投資判断のフローを解説します。
クオンタムリープベンチャーズの概要
クオンタムリープベンチャーズの組織体制
共同代表2名とスタートアップスタジオメンバーにて運営しております。
古谷 健太郎(ふるや けんたろう):共同代表
1986年生まれ、神奈川県出身。慶應義塾大学総合政策学部(SFC)卒、早稲田大学大学院法務研究科(ロースクール)中退。大学院中退後、Webマーケティング会社を創業、スマホ特化のサイト制作や広告運用事業等を展開。事業譲渡後、個人投資家としての活動を経て、テック系スポーツブランドを創業するほか、複数社の海外ベンチャー企業(アメリカ・香港・シンガポール)の日本法人立ち上げに携わる。また、国内大手IT企業の新規事業立ち上げをBizDev、Marketingの担当として経験。2018年3月よりクオンタムリープ株式会社シニアディレクターに就任。代表出井伸之のアシスタント業務をメインに、顧問先、既存投資先企業のバリューアップ支援や新規投資実行を担当。2019年3月、クオンタムリープベンチャーズ株式会社を創業、代表取締役CEOに就任。
豊田 裕文(とよだ ひろふみ):共同代表
1986年生まれ。慶應義塾大学理工学部卒。公認会計士試験合格後、有限責任監査法人トーマツに入社。大企業の監査から新規上場企業の監査業務を経験。2015年より個人事業にてIPO支援業務などに従事した後、2016年株式会社エボラブルアジア(現株式会社エアトリ)に入社し、投資事業(CVC)立ち上げ、スタートアップ投資のほか、M&A、IR、などに従事。2019年1月より同社執行役員。2020年1月より、クオンタムリープベンチャーズ株式会社に参画、同年2月取締役COOに就任。
クオンタムリープベンチャーズの投資判断のフロー
審査プロセス
審査プロセスは以下のフローになります。
Step1:担当者面談
Step2:社内会議
Step3:代表者面談
Step4:投資委員会
場合によって適宜追加の質問や追加面談を実施しております。2週間程度の期間。
審査に必要な書類
審査には以下の書類が必要です。
経営陣経歴
登記簿
資本政策
事業計画
過去の決算書
事業紹介資料
その他必要に応じて追加資料をご依頼する場合がございます。
投資判断における審査ポイント
重視する点は、当社ミッション「日本発のグローバルSTARTUPをスタンダードに」とのマッチ度。具体的には以下の要素となります。
グローバルに活躍できるチーム・ビジネスか?
既存業界をディスラプトできるか?
経営陣
トライする課題の深さ
市場は成長しているか?
市場・技術的にタイミングは適切か?
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クオンタムリープベンチャーズの投資先
新設VCであるため現在積極的にポートフォリオを構築中(=積極的に投資中)です。
代表的な投資先企業:株式会社トイエイトホールディングス
画像出典元:会社HP https://www.toyeight.com/
【事業概要】AI で子どもの才能を可視化するエドテック事業
【資金調達の近況】プレシードでの資金調達完了
【会社HP】https://www.toyeight.com/
代表的な投資先企業:GEパートナーズ株式会社
画像出典元:会社HP https://ge-partners.co/
【事業概要】日本語学習AIマッチングプラットフォーム『日本語.COM』
【資金調達の近況】直近シード資金調達が完了(β版のリリースを2020年6月1日)
【会社HP】https://ge-partners.co/
まとめ
クオンタムリープベンチャーズの特徴は、資金提供だけではなくスタートアップスタジオ(事業開発・プロダクト開発・エンジニアリング・ファイナンス等)でのハンズオンを無償提供するのが特徴です。創業期のエンジニアリソースなどが不足するスタートアップに対して必要な資源を提供している伴走型支援をしてくれます。新しいVCでもあるため、現在積極的に投資活動をしています。興味のある方はぜひご連絡してみてください。
※概要欄に連絡先を記載しております。
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画像出典元:unsplash