Beyond Next Venturesの特徴・投資先実績・投資判断のフローを徹底解説

Beyond Next Venturesの特徴・投資先実績・投資判断のフローを徹底解説

投資事業の他支援機能(アクセラレーションプログラム・ラボ・経営人材供給)に強みのあるBeyond Next Venturesの特徴・投資先実績・投資判断のフローを解説します。




Beyond Next Venturesの概要


 

設立

2014年8月12日

ファンド規模

220億円

ファンドの特徴

革新的な技術・製品の事業化に取り組む研究者や起業家に対し、創業前も含めたシード段階からの投資・支援に注力

投資ラウンド

Angel
Seed~PreシリーズAラウンドを中心に検討
バリュエーションレンジ

5000万から数億まで
投資金額

初回投資1000万から2億円累積10億円まで
リード投資

する(積極的)
(投資先の7~8割がリード)

海外投資

する

タイプ

VC

投資スタイル

ハンズオン

投資テーマ

・医療機器・デジタルヘルス・ヘルスケアサービス
・創薬・バイオ・再生医療
・アグリ・フードテック
・エレクトロニクス・ロボティクス・エネルギー・宇宙
・その他ITサービス・AI・デジタル関連サービス
地域性

日本中心、インドでの活動も積極的に

その他

学生起業家・若手起業家からの相談歓迎
研究者からの相談歓迎
社会人からの相談歓迎
追加投資に積極的
営業ネットワーク提供幹部採用支援 他

会社HP

https://beyondnextventures.com/jp/

連絡先
橋爪さん

Beyond Next Venturesの組織体制

主要キャピタリストは以下の6名。経営人材のストックなども魅力


伊藤 毅

CEO / MANAGING PARTNER

東京工業大学大学院 理工学研究科化学工学専攻修了

2003年4月ジャフコ入社。2008年 産学連携投資グループ責任者。シードステージの大学発技術シーズの事業化支援・投資活動をリード。多数の経験と実績を有する。

2014年8月に当社を創業し、代表取締役社長に就任。現在、出資先の複数の社外取締役および名古屋大学客員准教授を兼務。これまで内閣府・各省庁のスタートアップ関連委員メンバーや審査員等を歴任。

主な投資実績:CYBERDYNE(IPO)、Spiber、ダブルスコープ(IPO)、モルフォ(IPO)、TKP(IPO)、アスタミューゼ等

主な担当先:CureApp、リバーフィールド、Lily MedTech、アイリス、POL、インテグリカルチャー、OPExPARK、NOVENINE、リージョナルフィッシュ等

主な担当領域:ファンド代表として当社経営、投資グループを統括。デジタルヘルス、医療機器、ロボティクス、ヘルスケアIT、食品等を担当


植波 剣吾

DIRECTOR / PARTNER

中央大学法学部国際企業関係法学科卒業

2003年4月にジャフコ入社。投資部、資金部、管理部など、投資のみならず、ファンド組成・管理や法務・IR等、VCの業務全般における幅広い経験

2015年3月に当社の創業に参画。取締役就任。

主な投資実績:エニグモ(IPO)、ライトアップ(IPO)、QDレーザ(IPO)など

主な担当領域:デジタルヘルス、医療機器など。ファンド管理及びコーポレート業務全般を統括

 

盛島 真由

EXECUTIVE OFFICER

BioTech Lead Capitalist

東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了、生命科学博士

2014年4月マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。製薬企業・医療機器企業の、新規製品上市・マーケティング戦略・新規市場開拓などのプロジェクトに従事

2016年10月に当社参画

主な担当領域:バイオテクノロジー、創薬、デジタルヘルス、及び海外展開支援。アクセラレーションプログラムBlockbuster TOKYOの運営





金丸 将宏

MANAGER

東北大学大学院理学研究科物理学専攻修了、グロービス経営大学院MBA

2006年4月東芝入社。R&Dセンターにおける次世代光ディスクの研究開発、クラウドサーバー向けHDDの企画・開発・製造をリード

2015年8月にDBJキャピタル入社。技術系スタートアップへの投資に従事、2016年3月に当社参画

主な担当領域:医療機器、エレクトロニクス、AI。アクセラレーションプログラムBRAVEの運営

 

橋爪 克弥

MANAGER

1985年生まれ、福岡出身(生まれは鹿児島)。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了後、ジャフコ入社。入社後10年間、一貫して大学発ベンチャーへの出資に従事。産学連携投資グループリーダー、JST START代表事業プロモーターを歴任。ベンチャーへの出資を行いながら、自ら経営者となりバイオベンチャーの創業を率いるなど、複数の大学発ベンチャーの創出に関与。出資先はアスタミューゼ、マイクロ波化学、リバーフィールド、Biomedical Solutions(大塚HD傘下へ売却)など。当社では医療機器、デジタルヘルス、エレクトロニクスなどへの出資を行いながら、技術系スタートアップ経営者のナレッジシェアを目的としたBNV Fireside Chatを主宰。海が趣味、湘南在住。

 

有馬 暁澄

MANAGER

Agri/FoodTech Lead Capitalist

慶應義塾大学理工学部生命情報学科卒業。

2017年4月、丸紅入社。穀物本部にて、トレーディング事業を通じて生産から販売までのアグリ全般に携わる。また、同社内有志でアグリテックを中心とした投資チームを立ち上げ、スタートアップ投資にも従事

2019年8月、当社に参画。アグリテック・フードテックなどライフテック全般を中心に投資担当として従事。



Beyond Next Venturesの投資判断のフロー

審査プロセス

審査プロセスは以下のフローになります。

 

    ①社内での投資検討会、

    ②パートナーによるマネジメントインタビューを経て、

    ③投資委員会で正式に決裁するという流れです。平均的には1ヶ月程度で投資意思決定が可能ですが、投資金額やステージ、資金調達の状況等を勘案してフレキシブルに対応しています。

 

審査に必要な書類

審査には以下の書類が必要です。

 

    ステージや事業内容によって異なりますが、基本的な資料としては、事業計画書を中心に、経営陣経歴、財務資料(決算書や月次試算表)、技術関連資料(知的財産)、会社の基礎資料(定款や株主名簿や登記簿謄本)などをお願いしています。なお、特に創業前の企業については当社の運営するアクセラレーションプログラム等を通じて、事業計画等の策定段階から支援しています。

 

投資判断における審査ポイント

重視する点は以下です。

 

     技術の初めてのVCからの資金調達であること、技術のPOC(Proof of Concept)が完了していること、企業の拠り所となるリーダー・チームが存在していること、事業のマーケットポテンシャルが大きいこと、を重視しています。

 

Beyond Next Venturesの投資先





 

以上のスタートアップなどに投資しています。

 

代表的な投資先企業:株式会社CureApp

 

画像出典元:会社HP https://cureapp.co.jp


【事業概要】当社は、治療機能を有するスマートフォンアプリ(治療アプリ)を開発する慶應義塾大学医学部関連ベンチャー。当社が開発する最初の治療アプリは、禁煙治療時に薬と併用する禁煙アプリ。「認知行動療法」をアプリを用いて実施することにより、治療効率等の改善を目指す。ニコチン依存症治療用アプリに関しては、国内初の治療用アプリとして2020年8月に薬事承認を取得済、その後保険適応を完了し、医療機関への提供を開始した。民間向け禁煙指導アプリ(ascure禁煙プログラム)も、2017年4月より販売開始し、健康増進プログラムへの民間ニーズの高まりも相まって、既に複数の企業へ提供している。現在は、高血圧や脂肪肝(NASH)に等のパイプラインも開発を進めている。J-Statup選定企業。

【資金調達の近況】2019年8月、第一生命保険株式会社、森トラスト株式会社、株式会社コシダカホールディングス、株式会社インテージホールディングス等を引受先とする、総額22億円の第三者割当増資を実施。今回の資金調達を含めたこれまでの累計資金調達額は、約42億円。

【会社HP】https://cureapp.co.jp/

 

代表的な投資先企業:リバーフィールド株式会社

 

画像出典元:会社HP https://www.riverfieldinc.com 

【事業概要】当社は、東京工業大学川嶋教授(現東京医科歯科大学)の研究成果をもとに、文部科学省大学発新産業創出拠点プロジェクト(START)の支援を受けて設立された、内視鏡操作システム、手術支援ロボット等の事業化を目指す大学発ベンチャー。

手術支援ロボットの開発を進めつつ、設立2年目前半にて既に最初の製品である内視鏡操作ロボット「EMARO」を医療機器のクラス1にて製品化し、現在は「EMARO」の次世代機や、空気圧駆動型ロボット鉗子システムの開発に注力。J-Statup選定企業。

【資金調達の近況】2019年9月に国内の販路開拓を手掛けるパートナー向けに10.8億円、2020年前半には1.6億円の資金調達を実施。これまでの累計資金調達額は約32億円。

【会社HP】https://www.riverfieldinc.com/

 

代表的な投資先企業:インテグリカルチャー株式会社

 



画像出典元:会社HP https://integriculture.jp 

【事業概要】当社は、将来の食糧不足及び畜産業の地球環境負荷の課題解決を目的に、”世界的に最安価“かつ”高品質“な培養人工肉の実用化を目指している。羽生社長は、東芝在籍時に細胞農業の有志団体“Shojinmeat Project”を立ち上げ、その時に賛同した川島取締役と、細胞農業の産業化を目指し2015年に当社を設立。中長期的にはフォアグラ、加工肉、ステーキ等の人工培養肉を段階的に開発、販売を目指す一方で、短期的には細胞培養時の副産物である培養上清液を化粧品及び食品の原料として製品化、販売し、多角的な事業を基に収益化を目指している。

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の2020年度「研究開発型スタートアップ支援事業(旧:研究開発型ベンチャー支援事業)/Product Commercialization Alliance(PCA)」に係る公募において、助成対象事業者に選定された。

 

【資金調達の近況】2020年5月、シリーズAラウンドとして、Beyond Next Venturesや日本ハム株式会社をはじめ、複数のベンチャーキャピタルおよび事業会社、個人を引受先とした第三者割当増資により、総額8億円の資金調達を実施。累計資金調達額は約11億円。

【会社HP】https://integriculture.jp/

 

その他投資先企業

    株式会社オリィ研究所/株式会社Photo electron Soul/株式会社メトセラ/株式会社Lily 

MedTech/サスメド株式会社/アイリス株式会社 など計49社

 

まとめ

Beyond Next Venturesの特徴は、革新的な技術・製品の事業化に取り組む研究者や起業家に対し、創業前も含めたシード段階からの投資・支援に注力していることです。VC事業の他エコシステム(アクセラレータープログラム・ラボ)で起業家の支援も行っています。興味のある方はぜひご連絡してみてください。

※概要欄に連絡先を記載しております。

 

なお、本記事は国内最大級の起業家・投資家・事業会社のマッチングサービス「スタートアップリスト(Startup List)」が提供しております。資金調達や事業連携先をみつけたいスタートアップはぜひご活用ください。

https://www.startuplist.jp/